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【新規口座開設は9月まで!】楽天証券、ジュニアNISAについて解説~口座開設から子どもが18歳になるまでの運用方針~

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2023年も残り5か月、今回はお得なジュニアNISAの開設方法、18歳になるまでの運用方針について解説します。

8月末時点のジュニアNISA口座の様子です。4年目にしてトータルリターン+103万ぐらいになりました。ざっくり言いますとジュニアNISAは子どもが18歳になる年まで非課税で運用ができ、払出しも非課税というめっちゃお得なありがたい制度です。
 
✔ポイント

※2023年12月に制度が終了してしまうジュニアNISAですが、新規口座開設が可能なのは2023年9月までとなっています。まだ開設をしていないという方は早めに申し込むことをおすすめします。 

楽天証口開設はこちら

2024年以降の新NISAにジュニアNISAの後継はありません。両親の新NISAと合わせて非課税枠を+80万増額でき、お子様が18歳になる年までほったらかしで長期運用が可能なお得な制度です!

 2020年以降の我が家の設定状況はこんな感じです。↓

ジュニアNISA設定内容

2020年設定 →  eMAXS Slim米国株式(S&P500)40万円

2021年設定 → 楽天VTI20万、eMAXS Slim米国株式(S&P500)60万円 

2022年設定 → eMAXS Slim米国株式(S&P500)80万円

2023年設定 → eMAXS Slim米国株式(S&P500)80万円(予定) 

2022年は下げ相場でしたが、2023年6月頃に復調しましたね。最近は夏枯れ相場ですが、これから始める方には買いやすいかと思われます。

 

\ ジュニアNISAを始める前におすすめ /

 

ジュニアNISAを始める場合、父母または未成年後継人の総合取引口座を開設しておく必要があります。ハピタス等ポイントサイトを経由して証券口座を開設しますと、今なら楽天証券SBI証券マネックス証券の開設で+10,000point獲得する事ができますので、良ければ紹介用リンクを使ってみてください。

 

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 2023年終了、絶対ジュニアNISAを始めるべき理由

 

ジュニアNISA制度のおさらい

先にジュニアNISA制度のおさらいです。ジュニアNISAは2023年12月末まで、年間80万円を子どもが18歳になるまで非課税で運用できる制度です。

2016年以降、これまでは非課税運用期間は5年、18歳になる年の12月末以降でないと引き出しはできず、18歳以前に引き出した場合には課税されるというものでしたが、ジュニアNISA制度の廃止に伴い、制度廃止の2024年以降なら、18歳になる前までいつ引き出しても課税されない、また、18歳まで非課税で保有することも可能というものに変わりました。

イメージ 参考にしたもの:ジュニアNISAのポイント : 金融庁

 

※2024年から始まる新NISAとの方針も発表され、ジュニアNISAから新NISAに移管は不可となりました。

そのため、2024年以降の選択肢は、18歳まで継続管理勘定で保有→非課税で払出し→新NISA枠として利用する事をおすすめします。※18歳の時点で課税口座へ払出し(※払出し時の時価が取得価格になるため、払出し時の含み益分は課税されない。課税口座に払出した後の値上がり分に課税される。)も可能ですが、節税効果を見ますと非課税で払出しをし、両親または本人の新NISA枠として買いなおす方が良いと考えます。

 

 

2024年新NISAとジュニアNISAの関係

 

2024年から始まる新NISAは、年間投資上限360万円、非課税保有限度額1,800万円(それぞれ簿価)、売却・配当金に課税がされないため、資産形成・資産の取り崩しにも向いています。ジュニアNISAを含む現行NISAからロールオーバーはできませんので、それぞれ別枠として管理する事になります。

 

参照:新しいNISA : 金融庁

 

2023年ジュニアNISAポイント

・2023年12月末までに廃止させる制度。年間80万円、子どもが18歳になるまで非課税で運用できる。

・口座開設可能年齢は0歳~17歳

・2024年1月1日以降は、いつ引き出しても課税されない。新規買付はできないが、子どもが18歳になるまで非課税で継続保有ができる。(※2024年以降のロールオーバー(継続管理勘定)した基準価格で保有する事になる。)

・2024年新NISAと合わせて非課税投資額が増額できる最後の年。新NISAへの移管はできないので、18歳までの非課税期間に払出しをして、新NISA枠として買いなおすのが得策。

 

メリット

・+80万を非課税で投資・子どもが18歳になる年まで長期で運用ができる。

・2024年以降は非課税でいつでも払出しが可能であり、子どもが18歳になるまで非課税(継続管理勘定)で長期で保有する事もできる。2024年新NISAと合わせて非課税投資額の増額が狙える。

 

注意点は継続管理勘定と18歳の出口戦略

 

ロールオーバー(継続管理勘定)をして保有する場合、基準価格はロールオーバーをしたその時の基準価格(時価)に変更されます。積立なら問題ないと思いますが、個別株等の場合、基準価格が下がると損切りになりますので、ロールオーバーを待たず、高値で売却、払出しにするのが良いかと思います。

18歳の出口戦略としておすすめなのは、非課税のうちに払出しをして、学費など必要分を充当、残りは両親または本人の新NISAで買いなおす事です。新NISAは年間投資上限額が360万円なので、両親と本人を合わせ合計1080万円、投資枠は十分余裕があると思われます。

 

 

 

楽天証券でのジュニアNISAの開設方法

 

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       出典:楽天証券

楽天証券はネットで申し込みができ、提出が必要な書類は申し込み後に返信用封筒が送られてきます。

楽天証券でジュニアNISAを申し込む場合、父母または未成年後継人の総合取引口座を開設しておく必要があります。既に開設済みの方は、子どもの未成年総合口座とジュニアNISAの同時申し込みをしましょう。

 

正直、公式サイトに分かりやすく説明があるのですが、自分も一応説明していきたいと思います。

ジュニアNISA お取引ガイド | ジュニアNISA(ジュニアニーサ):未成年者少額投資非課税制度 | 楽天証券

 

子ども名義の楽天銀行口座と、楽天証券口座の開設を申し込む。

 

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                                出典:楽天銀行

 

親名義の銀行口座から子どものジュニアNISA口座への振り込みは可能ですが、子ども名義の口座もあると後々楽なので作っておきましょう。

(※と言っても、ジュニアNISAへの入金は、マネーブリッジ(自動スイープ)が使えないので、入金毎に銀行口座にログインして、入金設定を行わなければいけません。)

楽天銀行間の送金手数料もかかりませんし、楽天銀行で子ども名義の口座開設&入金で1,000円分の現金プレゼントもありますので、先に作っておくことをお勧めします。(銀行口座・証券口座開設に必要な提出書類もほとんど一緒です。)

 

楽天銀行、子ども用の口座開設キャンペーンはこちら

 

子ども用の楽天銀行を開設するメリット

・子どもが18歳になった時、証券口座と自動スイープが設定できる。

楽天銀行間は取引手数料がかからない。

・ATM手数料はハッピープログラムの会員ステージに応じて月1~7回まで無料。

・他行振り込みも、会員ステージに応じて月1~3回まで無料。

・お祝い金1,000円プレゼントがある。

 

この他、大人用のメリットとして、マネーブリッジ利用で普通預金金利0.1%(残高300万円まで)、楽天カードの利用代金の引き落としで楽天SPU+0.5倍(給与等口座指定でさらに+0.5倍)などが挙げられます。

最近は振り込み手数料が高い銀行も多いので、手数料無料で使える楽天銀行はありがたいですね。

 

楽天銀行口座・楽天証券口座開設に必要な書類をそろえる。

 

楽天銀行開設時に必要な書類は、

・本人確認書類(子ども2点、親2点、顔写真付きのものが1点は含まれる。)
※住民票原本の写しを郵送する場合は、本人確認書類計1点でも可能。

 

申し込みはアプリによる画像添付、または郵送にて可能です。

銀行カードもキャッシュ、クレジット機能付きと色々ありますが、子どもが管理する事を考えると、余計な機能のない普通のカードが良いと思います。

 

楽天証券口座(ジュニアNISA口座)開設時に必要な書類は、

 ※提出に必要な用紙、返信用封筒は申込後に郵送されてきます。

・未成年総合取引口座開設申込書
・未成年者のマイナンバー通知届出書
・登録親権者(親・後継人)の本人確認書類
・未成年者と申込者の続柄が確認できる書類(住民票原本の写し等)
・未成年者の本人確認書類(登録親権者と同居以外の場合)

 

返信用封筒にて郵送。後は手続き完了の通知が届き次第、手順に沿って口座開設の手続きを行います。

 

では、続いて早速ジュニアNISAの設定をしていきましょう! 

 

楽天証券ジュニアNISAの設定をする

 

ここまでできましたら、あとは証券口座に入金、商品の選択、積立注文で良いのですが、やや分かりづらいところがありましたので、具体的に書いていきます。

 

楽天証券未成年総合口座のログインする

 

 銀行口座、楽天証券口座が開設できましたら、未成年総合口座にログインします。

 

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こちらが未成年総合口座のトップページですね。 

未成年総合口座とジュニアNISA口座は分かれており、背景が緑色だと未成年総合口座、黄色ですとジュニアNISA口座です。黄色のジュニアNISAのタブを選択しますと切り替わります。

 

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こんな案内が出て、ジュニアNISA口座の画面に切り替わります。

 

ジュニアNISA口座へ入金する

ジュニアNISA口座に入金をします。

ジュニアNISA口座へは、まず、未成年総合口座に入金し、未成年総合口座からジュニアNISA口座へ資金の振り替えを行います。

また、未成年総合口座の場合は、自動スイープ(楽天銀行楽天証券の口座連携をし、過不足分を自動で入出金ができる。)が設定できませんので、その都度銀行口座にログイン、残高確認の上振込、入金確認という手続きをします。

 

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図のように、まず、未成年総合口座(緑)に入金してから、ジュニアNISA口座へ資金振替を行います。

未成年総合口座にリアルタイム入金をする。

 

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楽天銀行を選択、親の口座と子どもの口座を選択できるので、

①親から子ども銀行口座に入金→子どもの銀行口座から証券口座に入金

②親の銀行口座から子どもの証券口座に入金。

どちらでも楽な方で構いません。

 

銀行口座にログイン、出金

 

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 ログインして、非課税分の80万円を未成年総合取引口座に入金します。

設定しておいたユーザーID、ログインパスワード、認証キー、合言葉は忘れず、メモしておきましょう。

 

銀行口座から、未成年総合口座へ必要額出金をしたら、楽天証券口座で入金の確認をします。

 

 

入金額に間違いがないか確認しましたら、未成年総合取引口座にある80万円を、ジュニアNISA口座に振替をします。

 

 

振替金額を80万円と入力し、これで、未成年総合口座からジュニアNISA口座への振替手続きが完了しました。

 

ちょっとひと手間ですが、ジュニアNISA口座にある残高は、子どもが18歳になる年の1月以降ではないと引き出せないという設定でしたので、細かな口座設定になっているんだと思います。

 

商品注文

 

あとは、お好きな商品を注文しましょう。

楽天証券のジュニアNISAの場合、購入できるものが、日本株投資信託の2種類です。

購入例として、投資信託、ジュニアNISA積立購入を説明したいと思います。

 

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ファンド名検索に不安がある場合はランキングから選ぶと探しやすいです。(大体欲しいファンドは人気があって上の方にいます。)

 

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ランキング一覧の「買付金額」または、「買付件数」で検索しますと、人気順が分かります。(「積立設定金額」、「積立設定件数」でも人気順は大体一緒なので大丈夫です。)

購入したい商品を選択し、ジュニアNISAで注文、またはジュニアNISAで積立を選択します。 

 

 

積立注文

 

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ランキングから検索しますとファンド詳細画面が未成年総合口座と共通のものになっています。オレンジの「ジュニアNISAで注文」、または「ジュニアNISAで積立」を選んでください。今回は積立設定をするので、「ジュニアNISAで積立」を選択します。

 

お好きに設定します。

年間80万円非課税、12か月割ると6万666…と端数が細かくて嫌なので、毎月6万積立設定にしました。下がったところで8万円スポットで追加購入する予定です。

 

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※ここで少々注意があります。私がやらかしたミスですが、積立設定日(約定日)を月末の方にしすぎますと、当月/当年ではなく、翌月/翌年が受渡日となり、年間非課税枠をなぜか使いきれていない、という事態がおきてしまいます(おきた)。余裕を持った積立設定日にするか、月初を積立設定日にしておくことをおすすめします。

 

qa.smbc.co.jp

 

以上でジュニアNISAの設定は終了です。

 

 

 

2023年制度終了、子どもが18歳になるまでの運用方針と出口戦略

 

制度改正によるジュニアNISAのメリットとして、

①2024年以降は、いつでも非課税で払い出しが可能。

②2024年以降も子どもが18歳になるまでは継続管理勘定にて 非課税にて保有が可能。

という点があります。

 

現状ですと子どもが18歳になるのは2036年なので、我が家の方針としては、~2023年ジュニアNISA制度終了まで年80万積立→18歳になる年まで継続管理勘定にて保有、非課税で払出し、という風に考えています。

 

2020年~2023年まで毎年80万の入金で80万×4年=320万円、

毎月6.66万積立、利回り5%の設定で、2023年までの4年間で元本319.6万、運用収益32.6万円、合計約352万円を、2024年から18歳になるまで(13年間)寝かせておくと、663.7万円になる計算です。

マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編|資産づくりをはじめる|野村證券

↑こちらのシミュレーションで毎月6.66万円積立4年と、元本×13年で計算。

 

色々不安や手間はありますが、663.7万円あれば、私大医科歯科系以外の大学4年間の入学金&学費ぐらいは賄えます。(ざっくりですが、国公立4年間300万~、私大文系330万~、私大理系450万~、医科歯科系1800万~※医科歯科系の場合、指定の病院に勤務する事で学費が免除される病院奨学金制度もあります。)

 

今年で最後の制度ですが、80万円を仮に年率5%で15年間運用した場合、運用結果は166.3万円、新しいNISAの非課税保有限度額1,800万に+80万増額ができるという利点がある制度です。まだ始めていないという方は、この機会にぜひ取り組まれてみて下さい。

 

 以上、楽天証券でのジュニアNISAの使い方について書かせていただきました。どなたかの参考になりましたら幸いです。

 

 

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