ちょっと楽しい日々

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仕事も子育ても楽しみたい どかんと投資で一発も当てたい

ベランダ家庭菜園、100均と空き容器と袋栽培で育てる夏野菜(トマト・きゅうり・とうもろこしetc~)

今年はベランダで夏野菜に挑戦します。知り合いから苗をいただいたので、トマト・きゅうり、とうもろこしを育ててみました。

ベランダで夏野菜が育てられれば嬉しいですね!

今年も空き容器等でお安く家庭菜園をしていく計画です。

夏野菜栽培の作戦

☑︎トマト1苗  →  ホームセンターで売ってる野菜用土袋をそのまま使う。

※調べたところトマトの根は下に伸びるそうなので、高さが出せるよう土袋の袋栽培を採用します。

①土袋を縦にして底や横下周辺に穴を開ける。

②ベランダ直置きだと掃除が大変なので大きめの発泡スチロールを水受けにする。※特に鉢底石は使わないので穴は多めに開けます。

☑︎きゅうり1苗  →  大きめ発泡スチロールを使う。

※こちらも調べたところ、きゅうりの苗は横に浅く広がるそうなので、浅底の大きめの発泡スチロールを採用します。

①発泡スチロールの底に穴を開け、水受けに発泡スチロールの蓋を敷いておきます。

☑︎とうもろこし2苗  →  苗と一緒にもらった大きめの植木鉢を使う。

※とうもろこしは受粉の際に他家受粉を行うため、2株以上植える必要があるとの事。背丈も大きくなり転倒も防止するため、大きめの植木鉢を使います。(※植木鉢は苗もらった際にヒビ入っていらないけど使う?と言われてもらいました。)

①鉢底石がわりに砕いた発泡スチロールを入れ、2株を適度に離し植え付けます。

※家庭菜園のプロである義母的には上手く育てるには3株以上必要らしいです。結果的には確かにその通りでした。

土はホームセンターで購入したものと、土の再生剤を入れて、去年使ったものを利用しました。

 

トマト

 

きゅうり

 

とうもろこし ※植木鉢のヒビはテープで止めてます。

 

そして100均に売っていた種子でラディッシュとほうれん草、昨年の種子が余っていたので大葉とバジルも同時に育てていきたいと思います。

昨年の記事はこちら

zabtooon.hatenablog.com

 

 

 

 

4月〜家庭菜園の準備、植え付け

 

まず、4月中に昨年使った土に再生用の堆肥を混ぜて準備しておきます。ゴミ袋を2枚くらい重ねて袋内でやると扱いやすく、余った分はそのまま袋に入れておけるので便利です。

4月末になったら、トマト、きゅうり、とうもろこしの苗を植え付け、春植えのほうれん草、ラディッシュもついでにやってみます。

 

5月GWぐらいになったら気温が高くなっているので、昨年の余り分の大葉とバジルもポットに種まきします。左大葉、右バジル、バジルの発芽率を舐めていました。

 

大葉は何度か試しましたが残念ながら発芽しませんでした。冷蔵保存するのが少々遅かったみたいです。種子を冷蔵保存すると翌年ちゃんと発芽してくれるそうなので、次回は注意したいと思います。

 

バジルは適当に植え替えします。牛乳パックやプラカップでも十分に育ってくれるので、初めて家庭菜園をする方にもおすすめです。

 

 

5月中旬〜支柱とネット張り、ほうれん草やラディッシュの間引き、それぞれ追肥

 

トマトときゅうりの苗が大きくなってきたので、支柱とネットの用意をします。支柱は貰い物、ネットは100均で購入、室内物干し用3つ折ラックは洗濯物が多い乳児期に大活躍していた物です。

 

zabtooon.hatenablog.com

 

トマトときゅうりをコの字型に囲み、ネットを適当被せ、麻紐で上下真ん中それぞれの面2箇所ずつ固定します。苗と支柱も麻紐で優しく固定します。

 

こんな感じでツルが絡んできてくれています。計画としてはきゅうりはコの字型に適当に育てていき、トマトは支えが必要な場所を適宜麻紐で固定していきます。

 

ツルが絡んできた時点で一応追肥します。

きゅうりは葉や子ヅルが広がる部分を成長点(※写真のもしゃっとしているところ。)と言い、成長点の1〜5段目の雌花や子ヅルは土表面の近くで風通しが悪く、病気になりやすいため剪定し、6〜10段目のものを育てていくそうです。6〜10段目の子ヅルは葉を1本残して剪定(※実や孫ヅルに栄養を集中させるため)し、親ツル(本茎)は17.8段目で成長点を取ると、子ヅルが横に広がっていき、多くの収穫量が見込めるとの事でした。(※水分が行き届く事が大事との事で、ほどほどの高さで折り返しても良さそうだったので結局選定はせずそのまま育てる事にしました。収穫量は分かりませんが、まあまあ収穫できました。)

 

生い茂りすぎたほうれん草とラディッシュの間引きをします。

 

間引きして後に肥料と土寄せをを行います。ほうれん草はおひたしにして食べましたが、葉が薄く柔らかく美味しかったです。

 

 

実はぐんぐん成長していたとうもろこしも背丈30㎝、本葉が6.7枚の時点で追肥します。

 

 

トマトは花が付いてきたら追肥します。

 


トマトは必ず本葉8枚目からつぼみが付くそうです。数えてみたら確かに8枚目でした。

本茎と間違えるくらい立派な脇芽が出ていますが放置します。この後、2本立ちと言い、本茎と脇芽両方を育てていく事で収穫量の増加を期待します。

 



 

6月〜それぞれ追肥と水枯れ・病気・害虫対策、ほうれん草とラディッシュの収穫

まだ6月ですが、結構順調に育っています。

 

とうもろこしは本葉10枚目ぐらいになりました。大体高さ60㎝、1番上に雄蕊が出たら追肥をします。少し雄蕊が見えますね。雄蕊が出た後、3.4日後に雌花が出てくるので、そのタイミングで受粉をするそうです。とうもろこしは難しそうに感じていましたが、結構すくすく育ってくれます。

 

 

きゅうりはところどころ葉が白くなってしまっています。調べてみると葉の白抜けの原因は肥料分の窒素が多すぎるとの事で、肥料を化学肥料から油かすにしました。

きゅうりは15節目になりました。きゅうりは受粉の必要が無く、受粉しないほうが美味しい実になるそうです。斜め上に伸びていってますね。もらった苗なので品種がよくわかりませんが地生えのタイプなのかもしれません。

 

 

6月13日 トマトの先端の方が萎れてます。水やりをしたらすぐ回復しましたが、支柱しておいて良かったと思うぐらい垂れていました。トマトの実が少しできています。トマトはおしべとめしべが同じ花についているので、天気のいい昼間に花を揺らしてあげます。

 

 

トマトは花が咲いた頃、または実ができた頃に追肥、3段目、5段目と奇数段で花が咲いた頃に追肥と覚えておきます。とうもろこしときゅうりは2〜3週間目毎に追肥するといいそうです。

 

※病気対策として今更ですが、きゅうりのコンパニオンプランツとして小ネギ、トマトのコンパニオンプランツとしてバジルを植えました。スペースの少ないベランダ菜園なので、色んな作物を育てられるのも利点です。

 

6月18日 とうもろこしの雄蕊が立派になってきました。黄色い花粉も落ちていますが、雌蕊は全く出てきておらず、受粉ができるのかハラハラします。

 

 

花粉めっちゃ落ちてます。

6月25日、1週間ほど経ち、ようやく雌蕊の膨らみが見えてきました。

 

よく見たら少し茎が太いかなぐらいです。

4日後の6月29日にもしゃっとした髭根が見えてきました。

 

この髭根ととうもろこしの実が一つ一つ繋がっているので念入りに受粉する必要があります。雄蕊を切り取って髭根にまんべんなく擦り付けるように受粉します。同じく、髭根が出てきたタイミングでも追肥を行っておきます。

翌日、6月30日、髭根が茶色くなっているので、一応受粉が成功した様子です。不織布かけ、受粉から20日後に収穫との事なので、7月20日ぐらいを予定しておきます。

 

 

きゅうりは18段目の実が急に大きくなってきました。初収穫です。

 

 

 

普通に美味しかったです。

トマトは順調で、一段目の実がやや大きいスーパーボールサイズになってきました。

 

 

そして、そろそろ収穫のラディッシュとほうれん草なんですが、どうやら今年は雨が多かったせいか青虫とコバエにかなり葉を食べられてしまい、途中で一旦中止、洗剤とめんつゆで罠を作り、土は熱湯消毒してからやり直す事にしました。葉が食べられている場合、土の中にも害虫がいる場合が多く、根も食べられ全然育ちませんので諦めます。自分でも引いてますが、幼虫系とコバエ、それぞれ2桁匹は駆除したかなと思います。

 

 

 

ラディッシュとほうれん草はリベンジします。

 

 

7月〜水枯れ対策とそれぞれ収穫

 

トマトも赤くなってきました。

 

7月2日にもう一つのとうもろこしを受粉、それぞれ少しずつ大きくなってはきています。

 

 

7月13日にきゅうり2本目、とうもろこしもヤングコーンを収穫しました。

 



茹でて食べると美味しいヤングコーンでした。

 

7月25日にきゅうり3本目とトマトも収穫します。トマトは私の背丈164㎝より大きく育ってくれました。

品種は育てやすいと噂のミディアムトマトだったようです。やや皮が固くなってしまいましたが、つるっとした可愛いトマトができました。

猛暑の中、旅行に行くので水やり楽だぞうを投入します。2ℓペットボトル満杯セットし、なんとか2日間凌いでもらいます。レビューとしてはかなり良かったです。暑くて水やり面倒な日も夜中にセットしておけば水やりが1日おきで済むのでおすすめです。

 

 

7月25日、髭根がかなり茶色になったので、大きさは微妙ですがとうもろこしを収穫します。

 

 

 

 

だ、だめでした…っ全然受粉が出来てなかったようです…!一応茹でて食べてみたところ、味は美味しかったです。プロ家庭菜園家の義母によりますと、やはり3本ぐらい植えると失敗しにくいとの事でした。送ってもらったとうもろこしは実も大きく、粒立ちもよく、とても美味しかったです。

 



同じ家庭菜園とは思えませんが、同じ家庭菜園のとうもろこしです。

 

 

 

 

ラディッシュも害虫対策をした後は結構収穫できました。苗の間隔を4.5㎝開けてあげるようこまめに間引きすると良かったように思います。

 

 

ほうれん草も小さめですが収穫。大きく育てようとすると徒長してしまって、花が咲いてしまうのでこのくらいがやっとでした。(※花が咲いてしまうと葉が固くなってしまい、美味しくなくなってしまうそうです。)

 

 

おひたしと収穫したきゅうりとのサラダ、甘酢和えは赤い色が残っていて綺麗でした。

 

 

バジルは白い花が咲きました。2~3株でたまに料理に使うには十分です。適当にカプレーゼなどに散らします。

 

 

 

朝顔も綺麗に咲きました。

 


きゅうりやトマトも結構収穫できます。

 


コンパニオンプランツの小葱も使います。ふるさと納税の鰹も美味しかったです。



 

きゅうりはほんと切るだけですね。義母からいただいた梅ジャムと味噌を混ぜたものをつけて食べます。

 

 

夏野菜総評

 

こんな感じで夏野菜のベランダ家庭菜園は終了です。大体10月頭まで収穫する事ができました。育てやすさや収穫量から5段階評価でおすすめ度をまとめます。

 

☑きゅうり おすすめ度★★★★

7本ぐらい収穫 味も売り物のきゅうりと遜色ない。適当な管理・大きめの発泡スチロールで育てられるのでおすすめ。

☑ミディアムトマト おすすめ度★★ 

10粒ぐらい収穫 綺麗な実がついたがどうしても皮が固くなってしまう。水枯れで少し収穫量も落ちた感覚。袋栽培でも十分育てられるが、次回は皮が柔らかい美味しいトマトになるように調べたい。

☑とうもろこし おすすめ度★★★

失敗したが生育状況は悪くなかった。苗の数を増やし、雄蕊を残して受粉を成功させられれば成功するような気がする。

☑バジル おすすめ度★★★★★

牛乳パック1つぐらいで十分な量の収穫が可能。購入から2年目の種子でも発芽率が良い。

☑大葉 おすすめ度★★★★★

2年目の種子は冷蔵保存必須。冷蔵保存しない場合は全く発芽しないので注意。

ラディッシュ おすすめ度★★★★

苗の間隔に注意するとちゃんと育つ。できれば栽培容器も深さがあると発育の安心感がある。ただ葉も根も害虫に狙われやすいので、害虫対策も必要。

☑ほうれん草 おすすめ度★★★

どうしても徒長してしまい、売り物レベルの大きさは困難。生育も早く、小さくても美味しいので少しおすすめ。

 

以上、ベランダ家庭菜園についてまとめてみました。意外とベランダでも育てられるのが分かり良かったです。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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