ちょっと楽しい日々

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【資産形成】一般NISAを用いたコアサテライト戦略 2024年新NISA制度への対応

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タイトルかっこよく書きましたが、内容は伴うか分かりませんので悪しからず。

※一応調べて本記事書いていますが、間違っていたらごめんなさい。

 

今回は2024年から新NISA変更に向けて、私のポートフォリオと投資運用方針をまとめてみます。保有商品の数量、平均取得価額、時価評価額、評価損益など、細かい数字は情報過多(ちょっと大変)のため省略します。

詳細はこちらの動画にありますので、良ければご確認いただければと思います。

 


www.youtube.com

 

 

それではまず、新NISAとはどういったものなのかを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

2024年新NISA制度は積立NISA統一への移行措置

 

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/income/b08_7.pdf

金融庁 NISA改正のイメージより

 

一般NISAは2024年から現行と制度が変わり、新NISAとなります。新NISAの期間は2024年~2028年までの5年間、その後、2029年からは積立NISAに統一されます。

新NISAは1階部分が積立商品、2階部分が上場株式・公募株式投資(1階部分:非課税枠20万、2階部分:非課税枠102万、非課税期間は5年)となり、2029年以降は積立NISA(非課税枠40万、非課税期間は20年)に統一になります。

 

新NISAまとめ

期間2024年〜2028年

非課税枠122万(2階部分102万、1階部分20万)

非課税期間5年

1階部分は積立NISA対象商品・積立購入

2階部分はこれまでの一般NISAとほぼ同じ(上場株式・公募株式投資信託等)

 

注意点

・2024年は一般NISAから自動で新NISAに切り替わる。

ロールオーバーの対象は2019年購入商品から、2024年2階部分(102万円)から時価(現在評価額)で使われていき、102万を超える場合は1階部分(20万)の非課税枠も使われる。122万も超えてしまった分も2024年分の非課税枠となる。

・1階部分は積立NISAと同等のため、一般NISAに投資信託商品があったとしても、1階部分にはロールオーバーできない。2階部分にロールオーバーされる。

・1階部分も5年の非課税期間だが、積立NISAに簿価(平均取得価額※ 2024年非課税枠上限の20万で購入し、5年後30万になっていた場合でも、積立NISAへのロールオーバーは平均取得価額の20万となる。積立NISA非課税枠は40万なので、残り20万の積立が可能であり、先ほどの運用益10万は40万に足され2029年の積立NISA非課税枠は20万+10万+20万=50万になる。)でロールオーバーが可能。

 

 

で、2029年に統一される積立NISAは既にご存知の通りこんな感じになっています。

 

積立NISAまとめ

期間2018年〜2042年

非課税枠40万

非課税期間20年

 

ポイント

・2029年〜2033年は新NISA1階部分のロールオーバーがあるため、積立額は20万

・積立NISAにロールオーバーはない。非課税期間20年を経過すると自動で一般か特定口座に移管される。同じ商品を毎年買い増ししても、平均取得額は1年毎に締める。2029年の40万はそのまま19年間放置、2030年の40万もそのまま19年放置といった具合に、特定口座にまとめない限り合算はされない。(※しゅんさんの積立NISAの解説動画がとてもわかりやすいのでおすすめです。)

 


www.youtube.com

 

・ちなみに一般NISAから積立NISAに変更する時、商品の引き継ぎやロールオーバーはできない。一般NISAの投資はできないが、非課税期間内の保有、売却は可能。

 

今後のNISA制度については、金融庁NISA改正のイメージ新しいNISA制度の概要と改正のねらいをご参考ください。

 

 

簡単に 概要を説明させていただきました。

 

以上踏まえて、現在一般NISA、非課税枠MAXで使ってる場合、どのような注意点があるのかまとめます。

 

 

注意点① 2024年、一般NISAから新NISA切り替え時は、時価ロールオーバーされる

 

時価とは時価評価額のことで、その時の評価額の事を指します。ロールオーバーをすると、平均取得額が時価評価額に変わり、含み益がある場合は平均取得額が上がり、含み損の場合は平均取得額が下がりますが、損切りをする事になります。

私の見解ではロールオーバーをする理由は愛情以外基本ないと思っています。

 

確かに非課税期間は延びますが、時価ロールオーバーをした場合、値上がりしていた分の利確を非課税で出来ず、値下がりしていた場合は普通に損切り保有し直す事になり、その年の非課税枠も圧迫されます。

 

私の最初で最後の損切りロールオーバーは、NISA初年度で購入したヴィレッジヴァンガードという個別株でした。ギリギリまで悩んだ挙句、ただ損切りするのが嫌で、なんか思い入れがあってロールオーバーしました…笑

 

後述しますが、非課税期間が5年の場合はロールオーバーを意識せず、短中期投資と割り切って、5年以内に決着をつけた方がいいかと思います。

新NISAへの変更と同時に、積立NISAに変更するのも良いですが、個別株等非課税枠で購入したい方は新NISAを選ばれるのではないでしょうか。

 

 

 

注意点② 2029年、新NISAから積立NISAへの切り替え時は、簿価でロールオーバーされる

 

こちらのロールオーバーはおすすめですのでぜひやりましょう。

 

こちらは新NISA1階部分20万円(2029年から2034年までの5年間)を2029年〜2033年積立NISA非課税40万円に簿価(平均取得額=20万円)でロールオーバーが可能です。

つまり、新NISA1階部分にいくら含み益が出ていたとしても、20万+20万+含み益分で20年間非課税で運用が可能という意味です(やさしい!)。

 

 

まとめますと、

注意点①は愛情があればロールオーバーをする、なければ利確or損切り

注意点②は絶対ロールオーバー、という事です。

 

※また、新NISA切り替え時に積立NISAに変更もありです。

 

ケース① 2024年から2042年の19年間、40万ずつ20年間運用

毎月3.33万積立、年利5% → 40.5万 

40.5万を19年間運用 → 102.3万

2024年~2042年の19年間投資する → 102.3万×19=1943.7万

 

ケース② 2024年から2028年は新NISA20万、2029年から2042年積立NISA

毎月1.66万積立、年利5% → 20.4万

20.4万を5年間運用 →26万

新NISAロールオーバー、20万+20.4万(積立NISA)+6万(含み益) → 46.4万

46.4万を19年運用、ロールオーバーできる5年分 → 117.3万×5=586.5万

40.5万を19年間運用、14年間投資する →102.3万×14年=1432.2万

新NISAロールオーバー分と合算 → 586.5万+1432.2万=2018.7万

 

※シミュレーションではやや新NISAの方がパフォーマンスがいい感じです。

 

まあシミュレーションは絶対でもないですし、新NISA→積立NISAへの切り替え時がややこしいと感じる事もありますので、保有商品と投資への愛、余剰資金があるかないかによって新NISAで継続、積立NISAに変更を選んで良いと思います。

 

 

 

 

 

上記を踏まえての投資方針とNISAの活用

 

長くなってきましたが、上記を踏まえて私の投資方針とNISA枠の使い方についてまとめます。本来は目標額に応じた高い入金力のインデックス投資が効率いいのですが、私の楽観的な視点も含め、折角の非課税枠(しかも期間限定)を使わないのは勿体ないと思い、目標額、達成時期はあまり気にせず、新NISAも満喫したいと思います。

 

 

 

2024年は新NISAに自動で切り替え

 

2024年は積立NISAへの変更はせず、もう5年間、新NISAで非課税枠を満喫します。

一応、コアサテライト戦略という事で、基本(コア)は特定口座にインデックス投資(毎月10万〜30万)をし、NISA枠をサテライト枠として、これまで同様、日米個別、米国ETF、(※なにも欲しいのが無かったら投資信託)に投資し、5年非課税期間内に売買します。(1階部分、20万の積立は全米またはS&P500予定。)

VYMやSPYDもNISA枠で保有しており、高配当投資にも憧れますが、二重課税と確定申告が面倒なので、主に暴落時狙いをする程度にしておきたいと思います。

 

5年の期間終了後、積立NISAに変更

 

積立NISA開始は2029年予定。おそらくこの時期は目標資産達成、毎月の積立額のみ投資する感じになると思います(※正直するかよく分からないです。)。

新NISA1階部分は積立NISAにロールオーバー、毎月積立をしていき、20年の非課税期間終了後の2049年からは毎年102.3万~117.3万を引き出していきます。

2049年にはもうほぼ60歳、65歳からは年金受給(年間約117万)もあるので、どんな生活をしているか想像できませんが、元気に過ごしていたらいいなと思います。

 

 

ジュニアNISAは2023年まで満額入金、16年後まで放置 

 

ジュニアNISAは非課税枠年80万を制度終了まで入金、子どもが18歳になる16年後まで放置します。※シミュレーションでは733万ぐらいになっている予定。

詳しくはこちらの記事にて書いています。

zabtooon.hatenablog.com

 

1点だけ注意がありまして(私がやったのですが)、毎月の積立設定をする場合、積立指定日は月末を避けた方がいいです。積立指定日ではなく、注文、約定後の受渡日がその月の積立日になるため、月末に設定してありますと翌月または翌年に積立されてしまい、NISA枠が使い切れていない、という事にもなります(なりました)。

 

 

今の投資内訳はこんな感じ

 

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結構適当に買っていますが、国内株、米国株、投資信託の割合が同じような比率になってきました。無意味に綺麗に3分割したい気持ちになります。

最近は米国株は好調、日本個別株は好きなんですが、やや手が出しにくいわりにパフォーマンスは不調。投資信託は変わらず安定した感じです。これにジュニアNISAとiDeCo投資信託に加わるので、投資信託はもうちょっと多いですね。

 

上記画像は楽天証券です。現在のパフォーマンスも一瞬で出してくれたり、毎月5万までクレジット決済での投資が可能、なにより使いやすさが魅力です。

楽天市場楽天カードなど、同じ楽天系列のサービスをよく利用される方には、アカウント情報が統一されている点もわかりやすいと思います。

 

現状こんな感じですが、最近すかいらーくのPO(公募増資)も応募したくなり、PO抽選狙いで楽天証券以外の口座開設も検討中です。PO取り扱い数の多い、みずほ証券SMBC日興証券あたりでしょうか。

 

まあこんな感じで、こつこつとインデックス投資に積立を主軸としつつ、非課税枠をもらえているうちは、サテライト枠として短中期で色々運用していきたいと思います。

投資に関してはまだまだ勉強不足の部分も多いので、自分が理解したものを徐々に増やしていければ、と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

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