ちょっと楽しい日々

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仕事も子育ても楽しみたい どかんと投資で一発も当てたい

パン作りは基本が1番簡単で上手く作れるが、知っていなければならないコツがある。

 

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本日は、一度も上手くパンを作れた試しのない私が、いくつかコツを教えてもらっただけで上手くパンを作れるようになった方法について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

パンが上手くできないとは

 

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出来上がりがふわっとしない

 

レシピ通りや動画の通りに作っているのに、出来上がりはなんか硬いパンになります。

ふわっとしたパンではなく、みちっとつまった感じになってしまうんです。

 

 

捏ねども捏ねども生地がまとまらない

 

バターが溶けてベタついた生地に打ち粉をして、10分ほど捏ねればまとまるはずなんですが、まとまらないのです。

打ち粉をせどもせどもまとまらず、生地がどんどん重くなっていきます。

 

 

なかなか発酵しない

おそらく、イースト菌はもう死んでるのでしょう。

 

 

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 ↑↑   以前作ったみちみちのなんか硬いパン。パンというよりはスコーンに近い物体

 

 

どんだけ下手だよと思いますが、一応レシピの通りに作っているのです。

素人でも簡単に作れそうなレシピを探し、レシピの行程通りにやり、なんかカッテェパンができあがり、、素人のパンはこんなもんなんだろうと諦め、ほぼスコーンのパンを消費するのを繰り返していました。

 

※やってみた事があるのは、普通のレシピと、30分でできるパン系と、ポリパンです。

 

 

cookpad.com

 

polypain.orgリンク

 

ポリパンは、ポリ袋に入れて生地を作るので簡単、洗い物いらず…という素晴らしいレシピです。(結局生地がまとまらずボウルに出して捏ねましたが。)

 

 

 

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スコーンみたいで美味しかったのですが、それならスコーン作れよって話です。

 

 ↓↓簡単にできてスコーンのようなあんぱんで美味しいレシピ。 

cookpad.com

 

 

 

 

パン作りが成功する方法

 

それでは、幾度も失敗した私どうやって成功したのか書いていきたいと思います。

「 パン 絶対 成功 」 で検索して出た上位の結果より参考になる自信があります。

※なぜなら、私が上記検索ワードによって表示されたHPを参考にしても、1度も成功しなかったからです。

 

 

 

まずは基本のレシピでやる。

 

おすすめはお持ちのオーブンについてるレシピです。 

 

我が家は以前PayPay祭りでパナソニック ビストロを購入していますので、以下レシピを参考にします。

 

https://panasonic.jp/manualdl/p-db/ne/ne_bs1100_recipe.pdf

 

 

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バターの分量半分ぐらいを油にする。

 

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例えば、上記レシピですと、

バター35gを →   バター20g  + サラダ油(油ならなんでも○)15g  とします。

大体でいいです。全部バターで作るより、半分ぐらい油にした方が生地が扱いやすくなるそうです。

 

 

 

 

 

分量は作りやすい感じで調整する。

 

分量は正確に、とありますが、作りやすい分量に変えてもいいとのことです。

例えば、卵は30gとありますが、とりあえず割り入れてみて、30gより多かったら牛乳と水の量を調整します。

ついでに、強力粉が勿体無いので、強力粉280gを →  強力粉200g  + 薄力粉80g

にします。強力粉が勿体無いだけなので、気にしなくて良いです。

ただこのくらい薄力粉にしても大丈夫です。

※だいたい、強力粉と薄力粉の限界比率は7:3だそうです。

強力粉のグルテン二酸化炭素による膨らみを支えるため、ふわっとしたパンができあがりますが、薄力粉の比率が多いとグルテンが形成されにくく、二酸化炭素を支えられず、固めなパンの仕上がりになるそうです。

 

 

 

 

ボウルに分量分全部入れる

 

 

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入れる順番や温度などは対してこだわらなくて大丈夫です。出来上がりにそんなに影響しません。※過去、気にして作ったことがありましたが結局上手く作れませんでした。

ボウルに量りながらどんどん入れていきます。

全部入れたらスプーン等で混ぜます。※スプーンは、バターの計量で使ったやつをそのまま使うと洗い物も減ります。

 

 

台所の作業台で捏ねる

 

 

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素人賃貸一般家庭なので、キッチン作業台のステンレスの台でやります。

シリコンや大理石や木製の専用パン作業台も売っていますが、素人レベルでしたらキッチン作業台(ステンレス台)で良いと思います。

ステンレスが汚れている場合、ゲキ落ちくんや重曹等で汚れを落とし、アルコール等で消毒します。180℃で加熱するので、ある程度綺麗にしたら衛生的には問題ないでしょう。

 

ラップやプラスチック製の凹凸のあるまな板は生地がくっつきやすいのでおすすめしません。ボウルで捏ねるのは楽ですが、素人がいい生地を作るには難しいです(本人談)

 

ボウルの中で生地をスプーンで混ぜ、ある程度生地がまとまったら、台所の作業台(我が家はステンレス台)に出します。※ステンレスの台には小麦粉(薄力粉、強力粉でも○)で打ち粉をしておきます。打ち粉の量は軽く一掴み分。薄く台にまぶす程度でいいです。

 

 

 

イースト菌が生きていることを理解する

 

 

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ここで今更ですが、イースト菌が生きていることを理解する必要があります。

パンを上手く焼くためには、イースト菌可愛い!一緒に頑張ろう!大切にするから大丈夫!元気出してね!疲れたら休んでいいからね!上手くできたら頑張ったね!とパン生地に思うことが重要になります。

 

 

イースト菌とは

イースト(酵母)菌とは、自然界に存在する微生物の中から、発酵力の強いものを集めて培養したものです。つまり、微生物(真菌類)なので生きています。

 

パンが膨らむのは、生きたイースト菌ブドウ糖(C6H12O6)をエサに「発酵」し、アルコール(2C2H5OH)と二酸化炭素(2CO2)を排出することが条件になります。

 

イースト菌の発酵の仕組みは以下サイトが分かりやすいのでご参考ください。

 

lowcarbobread.com

 

イースト菌に発酵してもらうためのポイント

 ①イースト菌の発酵には砂糖が必要である。

 発酵の過程にあるように、砂糖は絶対に忘れずに入れます。

 

②塩も過発酵を防ぐのと、グルテンにコシを出すので必要。

 塩とイースト菌を一緒にしない等の注意書きを見たことがありますが、注意書きどおりにやっても上手く出来なかったので(本人談)、気にせずボウルに全部入れて混ぜていいです。

 

③生地は極力切らない

 個人的にはこれが1番重要だと思いました。生地を捏ねるとき、生地が千切れてばかりだと、イースト菌もダメージを負うそうです。一次発酵後、成形のためのカット1回で済むよう生地を捏ねてください。

 

④切れた生地の断面はそのままにしない

これもイースト菌のダメージを回復させるため、切った断面をそのままにせず、切れていない生地を伸ばして、切れた断面を内側に包み込むようにして生地を丸くします。

 

 

 

 

捏ねる際は生地を千切らない、100回打ち付けるのを目標にする

 

 

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イースト菌のため、出来るだけ生地を千切らないよう捏ねます。

バターが溶けてくると生地がベタついてくるので、両手のベタつきに勝手にくっついてくる分だけ小麦粉をとって打ち粉します。

なんとなくまとまってきたら、生地の端を持って台に叩きつける→捏ねるを100回繰り返します。生地にコシを出すため、しっかり叩きつけます。100回で大体レシピ通り10分捏ねる感じになります。なんとなくつるんとしてきたら大丈夫です。

 

 

 

一次発酵は生地の状態と環境下によって変わるのでレシピ通りじゃなくていい

 

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例えば、ビストロのレシピによると一次発酵時間は35℃、50〜70分となっています。

が、膨らみが微妙だったのでその倍、約2時間、一次発酵しました。

 

 

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 ボウルの頭ぐらいまで膨らめば大丈夫です。生地を触ると空気のブツブツ、シュワシュワという音が聞こえてきます。

 

 

あとはレシピ通りで大丈夫!

 

 

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ここまできたらあとはレシピ通りで大丈夫です。

打ち粉をした台に生地を取り出し、分割、断面が内側になるように丸めたら、10分ぐらいラップをしてベンチタイムをします。

 

 

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ピザ2枚用とバターロール8個分です。

 

 

(形が悪い)成形をし、二次発酵をします。

 

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二次発酵後

 

 

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(各々無気味な形に)大きくなりました。

 

 

 

焼きます。

 

 

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無気味な形を残しつつもふっくらしたパンが焼けました。

 

 

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これが、一度もパン作りに成功したことのない人間が作った、初めて上手くできたパンです。

捏ねる時間は10分、発酵中は時間になるまで放置なので、実質作業時間は30分〜40分ぐらいでしょうか。冒頭でも述べましたが、簡単にできるかどうかは、レシピではなく、上手くできるコツを知っているかどうかだと実感しました。

今回かなり無気味な形のパンになってしまいましたが、カテゴリーは成功したパンだと思っています。ありがたいことに娘もガツガツ食べてくれました(いつも何でも食うけど)。

今後もパン作りやっていきますので、成長の様子を見ていただけると嬉しいです。

私と同じく、パン作りが上手くいかない方の参考になればと思います。

 

 

 

おまけのピザ

 

 

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ピザ生地は一次発酵だけでいいので簡単です。パン生地が上手くいかなかった場合は、ピザにすれば良いそうです。

一次発酵後の生地を薄く伸ばして、ピザソース(業務用スーパー)、具(ピーマン、しめじ、タコと牛カルビ(スーパーの素から味付けされているもの)など適当)、チーズをかけて焼きます。

 

 

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ビストロのレシピによると180℃ 、10分〜15分だったと思います。

 

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以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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